BOSS DD-3、、、定番デジタルディレイ

ご存じ定番ディレイのBOSS DD-3 !
BOSSのデジタルディレイはDD-5, DD-6と進化してきて、現在DD-7が最新です。
しかし、DD-3はこれとは別路線で、現役のモデルです。
なぜでしょう?
私の意見ですが、それは、コンパクトでシンプルで少しオールドな(味のある)音がするからです。
シールドをさす穴が多かったり、つまみが複雑だと、面倒くさいって人も多いんです。
もっと凝ったことをやりたければ、同じBOSSのDD-7やさらにプリセットが3、4個保存できるDD-20を選べばいいんです。DD-7の最大ディレイは6.4秒!です。それに対してDD-3は800ms !
なんと男らしい。
実際DD-3で十分なスペックです。
スタジオでバンドのメンバーとあわせるのに、音をだしながらディレイタイムを設定するにはこれくらいシンプルな方がいいんです。
ただし、打ち込みをオケに、テンポディレイを正確なタイムでかけたい、っていう人にはDD-3は向きません。
同じBOSSのDD-20を持っていますが、確かににいいのですが、ツインペダルはかなりでかくてうっとうしいんですよ。
若いうちは音重視で重い機材をコロコロで持っていくのでしょうが、30歳も超えるとだんだんシンプルになってくる、、、人が多い(気がします、特に私は。)
ということで、普段はコンパクトなDD3をスタジオにもっていき、凝りたい時はラックなどのディレイなどをつかうのが、スマートではないでしょうか。
追記:
メーカのホームページで、DD-3のデジタル部の仕様をみると、
「対数圧縮、12bit量子化」
とあります。これは、かなり古い方式であり、それがハイファイ過ぎずいい感じのトーンになっている理由と思われます。もっとクリアーなディレイが欲しければDD-7の方がいいと思います。

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