DSDはミキシングができない
DSDはミキシングができない
DSDは高音質ですがミキシングができません。
マルチビット(PCM)のDAWでは当たり前な
・ヴォリュームの上げ下げ
・複数トラックをミキシングして2トラックにまとめる
・エフェクトをかける
ということが一切できません。その方法がいまだ発見されていないのです。
その理由はDSDは1bit信号、つまり0と1の2つの値のみからなることによります。
たとえば、足し算では
0 + 0 = 0
0 + 1 = 1
1 + 0 = 1
はいいのですが、
1 + 1 = 10
となり(10は2進数。10進数でいう2のこと)、
2桁必要になるため、桁が足りません。
足し算ができないということは、ミキシングができないことに相当します。
以下のDSDを扱えるDAWである、 Sonomaのページで、
DSDの編集に関することが書かれています。
http://www.dspj.co.jp/products/Merging/pyramixDSD.htm
どうやら編集するために、DXDというマルチビットに変換して、再び1bit符号化するようです。
DXD: Digital eXtreme Definitionの略。
Philips/Sonyにより提案された8fs 32bit(浮動小数点)のミキシングやエフェクトなど編集のためのフォーマット。
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