デジタル録音と再生周波数

ヒトが聞こえる音の周波数は

20Hz ~ 20000Hz

と言われる。

Hz(ヘルツ)は、一秒間に振動する回数だ。

k(キロ)は1000倍を表すので
20000 Hz = 20kHz

ともかく。

可聴音が
20Hz ~ 20000Hz
ということに基づいて30年くらいまえにCDの規格が決められ世に出てきた。

当時は、カセットテープ(はじめは音が悪く会話録音用、次第に音がよくなり音楽用にも)と
アナログのレコードが大衆オーディオメディアの主流であり、ともにアナログである。
そこにデジタルであるCDが登場した。

CDは、安いCDラジカセで聞いても音がクリアーで、低音から高音まで聞こえ、テープのようなヒスノイズや
レコードのようなプチプチ音などの分かりやすいノイズはなかった。

ところが、当時のオーディオマニアは、

CDの音はレコードより悪い
デジタルは冷たい

などと言い出す。

私も90年ころ、そんなオーディオ雑誌の記事をよみ、自分の耳でも聞いて
同じ意見だった。

その批判に対する科学的根拠は、実はある。

CDのダイナミックレンジは98dB、アナログレコードのそれは確か60dB。
(ダイナミックレンジ:ノイズに埋もれずに聞こえる音の大小の幅)

圧倒的にCDの方が広い。

しかし、CDは20kHzから上の高音をカットしている。
レコードは確か30kHz程度までの音は再生できた。

聞こえないとされる20kから上の音が空気感を出している、
と言われた。
これも理由の一つだろう。

あとは録音する側のデジタル機材の技術の進歩や、録音技術の進歩によるところが
大きいと思われる。パソコンの高速化やProTools +DSPボードのようなDAWの進歩など。


ここで、
デジタル録音と再生周波数
の記事を書いたのには訳がある。

DSDの再生周波数はたとえば、
10-100kHz
だ。

20kどころか、100kの超音波まで再生できる。
これは、DSDが
fs= 5.6448MHz

などの高い標本化周波数でサンプリングすることによる。


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